小顔になれる機器や注射の施術メニューとは
美容皮膚科の小顔を目的にした施術メニューには、機器を使って肌のたるみを引き締める方法があります。効果が早く実感できるのは、高周波機器の施術です。皮膚の奥にある脂肪に熱をじんわりと送ることで血行が良くなり、しつこい脂肪の塊となって落としにくいセルライトも減少させてくれます。温めによって肌本来の力を引き出せるため、コラーゲンの生成も促せるのが特徴で、施術時間も10~20分とお手軽です。週1回を目安に通うと効果がアップします。
これと似た効果があるものに、肌に電気刺激を与えるトレーニング機器があります。口角や目じりなどの筋肉をピンポイントで鍛えるので、気になる部位を引き締めることができます。施術時間は10分ですみますが、週2回など定期的に通わないと効果が出にくく、高周波機器よりも施術回数は多くなるのがデメリットです。1回あたりの費用は高周波機器よりも割安になります。
また、注射によって小顔を実現できる施術メニューもあります。代表的なのがボトックス注射です。筋肉を弛緩させる製剤を強張った部分に注射することで、筋肉の張りを抑えることができます。小顔が目的の場合では、特にエラや顎の部分に効果的です。表情ジワが改善するなどのメリットもあり、施術時間は30分ほどです。1回あたりの費用は、麻酔代も上乗せされるので、機器を使った施術よりも2倍以上アップします。持続性はもって半年といわれているので、注射の頻度はおよそ半年ごとが目安です。
注射の施術メニューには、脂肪溶解注射で脂肪を分解する方法もあります。脂肪溶解注射は腫れや痛みがあるとよく言われますが、植物由来の成分を主原料にしている製剤を使えば、これらのリスクを減らすことができます。メスを入れる脂肪吸引と違って、体への負担も少ないです。麻酔時間を除いた施術時間は10分もかからず、リバウンドの心配もありません。ただ脂肪吸引と比べると、数回注射を繰り返さなくてはならないので、結果的に総額が高くなってしまうこともあります。