脂肪溶解注射は手軽に痩身できる手段の一つである
脂肪溶解注射とは、部分痩せしたいけれど脂肪吸引のようなメスを使った手術に抵抗がある人でも受けられる注射のことです。脂肪細胞のみを溶解させる薬剤を体内に注射し、脂肪が解けて排出されるような治療として、美容整形や美容皮膚科で実施されています。メリットとしては脂肪吸引よりも身体への負担が少なく、施術時間が短いことです。また自然な形で痩身効果を実感できます。
脂肪吸引手術は手術室で全身麻酔を受け、メスを使った手術を行います。しかし、脂肪溶解注射の場合は注射を打つだけなので麻酔をする必要がありません。施術時間も脂肪吸引の2時間前後よりはるかに短い10分であるため、時間を効率よく使えます。施術後回復するまでの時間が短く、日常生活に支障が出ない治療法として現在多くの人が関心を抱くようになりました。注射できる部位はおなかや太もものような部位だけではなく、頬やあご、背中や二の腕、足首やふくらはぎといった全身ほとんどの部位です。さらに不必要な脂肪を溶かすことでリンパや血液の流れを本来体がもつ流れに改善させることも期待されています。
さらに脂肪溶解注射の特徴としては、リバウンドしづらいことです。脂肪細胞そのものを除去することになるため、リバウンドしづらいといわれています。ただし、内出血や痛みを起こすことも少なくないため、事前に医療機関でカウンセリングを受け、デメリットを知って納得したうえで治療を受けましょう。特に即効性があるわけではなく、効果を実感するのに時間がかかることは理解しておきましょう。治療を受けるにあたっては、脂肪溶解注射の症例数が多いかどうか確認することが必要です。信頼できる医療機関であれば症例数について何らかの記述がホームページに掲載されています。また、口コミサイトやSNSを確認して情報を集めることで、信頼できる医療機関を見つけることにつながるでしょう。なお、注射は1本あたり1万円前後であるため、どんな部位にどれくらい必要なのか確認して治療を受けましょう。